さくらんぼ

さくらんぼ

キラキラ輝く可愛らしい形と甘く爽やかな香りが魅力的で、その容姿から「赤い宝石」と呼ばれる事もあります。
5月上旬では値段も1粒数千円と非常に高額がつく為、ニュースの話題になる事も少なくありません。

なしや桃と同じバラ科に属す植物で、さくらんぼとは『桜桃』の愛称であり、正確には『西洋実桜』と呼ばれます。
東北地方や北海道・長野が産地としては有名で、その中でも山形県のものは生産量の7割を占めます。
山形では6月の第三日曜日を「さくらんぼの日」と制定しており、「県の木」としても親しまれています。

さくらんぼの起源

桜桃の1種である甘果桜桃は、ヨーロッパ西部からイラン北部にかけて野生していたとされており、別種類である酸果桜桃がトルコ周辺に野生しており、これが紀元前65年にイタリア半島へと伝わりました。
この2種がヨーロッパ周辺へと伝わり、16世紀になると本格的な栽培が開始します。

17世紀にはアメリカ大陸にも伝わって、日本には江戸時代〜明治初期にかけてドイツ人の手よって伝わりました。 東北・北海道と言った地域で育てられ、現在の様に様々な品種が誕生したのでした。


さくらんぼの効用

さくらんぼは、中国で唐の時代から咳止めの薬として用いられていました。 あの小さな果実から想像出来ないかもしれませんが、様々な成分を含んでおり咳止め以外にも次の様な効果が期待出来ます。

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  • 高血圧予防
  • 便秘解消、利尿作用
  • 美容効果
  • 消化促進
  • 疲労回復
  • 冷え性、気管支炎
  • 虫歯予防

さくらんぼの種類

1000を越す膨大な種類が存在するさくらんぼの中で、日本でお馴染みのものには次の様なさくらんぼがあります。

高砂

サクランボ アメリカが原産、さくらんぼの中で最も早く出回ります。

佐藤錦

ナポレオンと紅玉の交配で誕生した種、さくらんぼの中でも最高級品とされています。
品質や味は全く問題無く贈り物にも最適、6月の初めから終わりにかけて並びます。

ナポレオン

ヨーロッパが原産、あの有名なナポレオン・ボナパルトに由来して付けられました。
6月の下旬から出回りますが、雨に弱い性質を持ちます。
酸味が強いので、シロップなどで食べるのが美味しい食べ方。

アメリカンチェリー

クッキーなどお菓子によく用いられる種類、アメリカでは一般的なさくらんぼです。
大型で甘くて硬めなので、輸送にも耐えられる耐久力を持っています。


さくらんぼ狩り

6〜7月にかけて、山形や山梨を中心にさくらんぼ狩りを行う場所が多く出ます。
大人で1500〜3000円前後が相場、予約が必要な場所もありますので興味がある方は事前に確認しておきましょう。


美味しいさくらんぼの選び方

光沢と張りがあって青く新しいものが新鮮なさくらんぼです。
パック売りの時は、上下から見て果肉の赤さが均一な物を選びましょう。
黒ずんだ褐色の斑点がある物は避けるべきですが、アメリカンチェリーだけは黒ずんだもの=熟したものですので、鮮やかなものは避けましょう。 重さも重ければ重い程、果汁も多くてジューシーです。


さくらんぼ料理

生食が一番美味しいのですが、貰いすぎて処理し切れない事もあります。
折角のさくらんぼを捨てるのは勿体ないので、簡単に手を加えて保存しておきましょう。

さくらんぼジャムのレシピ

【材料】

さくらんぼ・・・1kg
砂糖・・・1kg
レモン汁・・・適量

≪作り方≫

  1. さくらんぼを水洗いにしたら軸と種を取り除きます。
  2. 鍋に砂糖を半分とさくらんぼを入れ、1時間放置しておきます。
  3. 水分が出てきたら鍋を火にかけ、煮えてきたら少しずつ残りの砂糖を加えます。
  4. アクを綺麗に取り除き、煮詰まったらレモン汁を混ぜて完成です。

さくらんぼ酒のレシピ

【材料】

さくらんぼ・・・1kg
氷砂糖・・・200g
ホワイトリカー・・・1.8リットル

≪作り方≫

  1. ビンを熱湯消毒して水気を拭き取ったら、さくらんぼを洗います。
  2. 軸と種をそのままに水気を取り、ビンに氷砂糖・ホワイトリカーと一緒に入れて2〜3ヶ月寝かせておきます。
  3. 実を取り出し、更に1〜2ヶ月寝かせれば完成です。


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