もやし

家庭でもお馴染みの食材、驚異的な速さで成長する事から1袋で数十円と安価な上に容易に手に入るので非常に人気の高い食材と言えます。 ひょろりとした外観とシャキシャキとした食感が最大の特徴です。 低カロリーでかつ豊富な栄養素を保有している事から、ダイエット中の女性にも安心出来る食材です。

●もやしの由来

人類が初めて植物の種子が発芽する事を発見し、発芽が成功した物がもやしと考えられています。 それが中近東や東部地中海地方などを経て中国へと伝わります。 ここでもやしは大きく普及し、平安時代に日本へと渡ったとされています。 日本最古の薬草本では「毛也之(もやし)」と記されており、食用としてではなく薬草として栽培されていたのです。 江戸時代の書籍からも、もやしを用いる事で痺れや膝の痛みに効果があると記されます。 明治時代に入ると専業生産者が登場し、中華料理店へと運ばれる様になります。 やがて庶民の味として親しまれる様になり、昭和62年以降には一般家庭でも大きく普及して現在に至ります。

もやしの効果

もやしとは豆を発芽させたものですので、豆の栄養を多く含んでいます。 更にビタミンやミネラルなど豊富な栄養を持っており、摂取する事で次の様な働きが期待出来ます。

疲労回復・ガンや動脈硬化、成人病の予防・コレステロール上昇の抑制・生活習慣病の予防・便秘解消、整腸作用

もやしの種類

原料となる豆の種類によって、もやしは次の様に分類されます。

大豆もやし

暗い場所で大豆を水に浸して発芽させたもの、加熱料理に最適でビビンバなどの韓国料理には欠かせない存在。

ブラックマッペもやし

けつるあずき(ブラックマッペ)を発芽させたもので、鍋物や味噌汁に最適。 栽培がしやすく非常に安価な為、現在で最も主流な品種。

緑豆もやし

緑豆を発芽させて作られた品種で甘味があり、サラダなどどんな料理にも相性が良い。

アルファルファもやし

牧草の種子を発芽させたもので、その外見から糸もやしとも呼ばれます。 シャキシャキした歯応えが魅力ですが、やや青臭みがあります。

ダイエットに最適

100gあたりでカロリーが25と非常に低い事で、ダイエットメニューには欠かせない存在のもやし。 ブラックマッペやアルファルファだと15〜16と更に低くなっています。 大豆もやしのみ54カロリーと少々高めですので、他の3種類を用いるのが賢明です。 様々な成分も含まれていますから、ダイエット中に心配な栄養不足の面も補ってくれます。

美味しいもやしの選び方と保存方法

白くツヤがあり、茎が太くて根に透明感があるものが良いです。 逆に、豆が開いていたり黒ずんでいるものは避けましょう。 少しでも長持ちさせたい場合は、袋入りではなく真空パックのものを選びましょう。 ポリ袋に入れた状態で冷蔵庫に入れます。 通常であれば2日程度しか持ちませんので、調理はお早めに。

もやしを使った料理

安くて簡単に手に入るもやしは、ちょっと一品足りない時にも大活躍します。 ここから、簡単でかつ少ない食材で作れるレシピを3つご紹介します。

■もやしと春菊のナムルのレシピ
【材料】
もやし:1袋
春菊:適量
ごま油:大さじ2
塩:少々
粗引きごま:少々
    ■作り方
  1. 湯通ししたもやしを水が入ったボールで冷まし、その間に春菊を5cm程度に切り分けたらこちらもボールに入れます。
  2. 水気を軽く切って違う容器に移し、ごま油や粗引きごま、塩で味を整えれば完成です。
  3. お好みでポン酢や醤油をどうぞ。
■もやしと豚肉のあんかけ炒めのレシピ
【材料】
もやし:1袋
豚肉:200g
タマネギ:1個
ニンジン:1/2本
だし汁:300cc
醤油:大さじ3
酒:大さじ1
砂糖:大さじ1
片栗粉:大さじ2
塩:少々
    ■作り方
  1. ニンジンを拍子木切りにして茹で、タマネギを薄切り、もやしを洗っておきます。
  2. 鍋でかつおだしを取っておき、油を引いたフライパンで豚肉を炒めます。
  3. 焼き色が付いてきたらタマネギを加え、しんなりするまで炒めます。
  4. ニンジンともやしを加えたら強火でサッと炒め、だし汁・醤油・酒・砂糖・塩で味を整えましょう。
  5. 一度火を止め、4をかき混ぜながら水溶き片栗粉を回し入れます。
  6. 再び火をつけて沸騰したら完成です。
■もやしとニラ卵とじのレシピ
【材料】 もやし:1/2パック
ニラ:適量
卵:1個
塩コショウ:適量
油:少々
    ■作り方
  1. ニラを長さ5cm程度に切り分け、卵を解きほぐします
  2. 熱したフライパンに油を引き、もやしとニラを炒めながら塩コショウで味付けします。
  3. ある程度火が通ったら、卵を流し入れて大分固まったら裏返します。
  4. 卵にまで火が通れば完成です。

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