じゃがいも 栽培

じゃがいも 栽培

カレーに肉じゃがと日本の家庭において多くの場面で使用されることの多いじゃがいも。スーパーなどで小さな袋で買う人や、1kgが入った紙の袋で大量に購入する人など、人によってじゃがいもの購入の仕方は色々です。でも、自分の家でじゃがいもを栽培できる方法があったらいいと思いませんか?ここでは、じゃがいもを自宅で収穫できる方法――じゃがいもの栽培方法についてご説明いたします。

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栽培に適したじゃがいもの種類とは?
What is the kind of a suitable potato for cultivation?

じゃがいもには、いくつかの種類があります。どの種類のじゃがいもでも、比較的には簡単に栽培できるのですが、そんなじゃがいもの中でも、最も栽培しやすいじゃがいもは、男爵芋です。ですが、男爵芋と並んでじゃがいもの品種として有名なメークインでも栽培方法の難易度に大差はありません。では、男爵芋とメークイン、どちらを栽培するかと決める場合にはどうすればいいのか、その答えはいたって簡単です。あなたが主に消費するじゃがいもの使い方にあわせて、じゃがいもの新種を選び、適した調理方法で栽培したじゃがいもを調理すればいいのです。

男爵芋

男爵芋は、3月から4月にかけての時期に栽培を開始する春作用の品種です。じゃがいもの品種の中でも、収穫量が多く、作りやすい性質を持ち、じゃがいも自体の肉質は粉質で、貯蔵性もよいとされています。また、男爵イモは、荷崩れしやすいので煮物にはあまり適しません。が、マッシュポテトやコロッケには最適な種類のやがいもです。

メークイン

メークインは、男爵芋と同様に3月から4月にかけての春作用で晩成型の品種です。メークインのじゃがいもとしての自体の肉質は粘質で、冷凍保存をすることの多い営業用として人気があります。また、男爵芋とは正反対で煮崩れしにくいので、肉じゃがやカレーなどの煮物、煮込み料理などには最適のじゃがいもです。が、コロッケやフライドポテトなどの油を使った料理には、男爵芋と違い適していません。

栽培に適したじゃがいもの種類とは?
 

じゃがいもの種芋の準備
Preparation for seed tuber of potato

種芋となるじゃがいもは、植える一ヶ月程度前から日光に当てて表面が緑色になったものを使うと発芽しやすくなります。じゃがいもの大きさが卵程度の大きさ、重さにして60〜90gの種芋は、頂点部分に目が集中してくるので、各片に芽をつけて切ります。100g以上のものは縦に4つに切り、すべての切片に頂点部分が近く、目がついているようにします。また、切った種芋は切ってから2〜3日置いておき切り口を乾燥させておくと、更に早く芽が出ます。しかし、晩霜にやられる地域は緑色になる前に使用してください。

じゃがいもの種芋は、買う

「買っておいたじゃがいもから目がでたから」といった理由で、スーパーなどで売られているじゃがいもを種芋として栽培しようとする方もいますが、収穫することを目指して栽培するのであれば、ホームセンターなどで売られている、きちんとした種芋を使った方が確実にじゃがいもを栽培して、収穫することができます。なぜ、食用のじゃがいもを、種芋にしてはいけないかというと、食用として売られているじゃがいもは、じゃがいも栽培において、天敵といえるアブラムシが持つウィルスがついている場合があるからです。親となる種芋が、そのアブラムシのウィルスに感染していると、その種芋からできたじゃがいもも、種芋同様にウィルスに感染しているので、場合によっては時間をかけて育ててきたにもかかわらず、収穫できないという場合もありうるので。売られている種芋の場合には徹底した、種芋用として栽培されているので、問題となるアブラムシにたして完全な対策を施しているので、確実にアブラムシを媒介としたウィルス感染の可能性はなくなるので、育て方と気候が合うとちゃんとじゃがいもが収穫できます。なので、確実に収穫したいのであれば、食用のじゃがいもではなく、きちんとした、じゃがいもの種芋を購入することをお勧めします。

 
 

畑での栽培方法
Cultivation method in field

畑の準備

畑での栽培の場合には、じゃがいもを植え付ける半月ほど前に、畑を深めに掘って荒起こしをして、過リン酸石灰などをまき、再度、畑全面を掘り起こしておきます。

畝作り

じゃがいもは、他の野菜に比べて生育期間が短いので、肥料は元肥を主体として施します。畝の中央部には、深さおよそ15cm程度の溝をつけ、元肥を施した後に5cmほど土を埋めて戻します。

植え付け

20cmから30cm程度の間隔を作って、じゃがいも(種芋)の断面部分を下にして5cmほど土をかけます。土をかけ終わったら、更にその土の上に、藁か枯れ草をかけておきます。

芽かき

地上部に出た芽が、10cmほどの高さになったら今後の成長を左右する芽かきを施します。発芽した芽の中でも、特に太い芽を2〜3本残して、残った他のじゃがいもの芽の部分は、じゃがいもの今後の成長の妨げになるので、全て根元から引き抜きます。この作業を怠ると、食用には適さない小さな芋が大量にできてしまうので忘れずに行ってください。

追肥・土寄せ

芽かきが終わったら、大体1mあたりに1握りの硫安を蒔いて株の元に5cm程度の土を寄せて、追肥と土寄せの作業を行います。その作業から半月後に、2度目の追肥を行います。作業内容は、1度目と変わりません。収穫するじゃがいもは、種芋よりも上にできるので、土寄せの作業でできるだけ畝を高くしてください。土かけの作業をしっかり行わないと、収穫するじゃがいもが露出してしまい、果皮が緑色になってしまいます。大した問題ではないように思うかもしれませんが、じゃがいもの緑の皮の部分には、じゃがいもの芽の紫の部分と同じ毒素ソラニンが含まれています。

畑での栽培方法
 

プランターでの栽培方法
Cultivation method in planter

ブランターの準備

プランターで栽培する場合には、20l以上の土が入る、深さがおよそ30cm程度のプランターを栽培容器にして、市販の有機培養土を半分ほど入れます。使用する土は、水はけのよい用土が適しています。

植え付け

用土を種芋の厚さの2倍ほどの深さに掘り、種芋の切り口を下にして植えつけて、上から平らになるように土をかぶせます。種芋を植え終わったら、プランターは、日当たりがよく風通しのよい場所においてください。そして、種芋から芽がでてくるまでは、できるだけ土を乾かさないように気をつけます。また、寒さ対策のために、プランターに新聞紙、もしくは土の上に藁をかぶせておきます。乾燥させてはいけませんが、発芽するまでは、水やりの必要はありません。また、発芽しても、じゃがいもの生長に左右する作業である芽かきをするまでは、水分を与えなくても問題ありません。芽かき終了後は、用土が乾いたらすぐに水を与え、用土が乾かないように気を配ってください。

芽かき

じゃがいもの芽が表土から5〜6cm程度でてきたら、出てきた芽の中でも特に太い芽を2本残して、他をかき取ります。(この作業が芽かき作業になります)株元を片手で押さえて、必要ない芽を引っぱり根元から抜きます。かき取った芽は、別の栽培容器に移動して育てることも可能です。

追肥・増し土

じゃがいもは、花が咲くと種芋の茎から地下茎が伸びていき、その茎の先端がじゃがいもになります。じゃがいもは、種芋よりも地表近くに集まるので、適宜、増し土をします。じゃがいもに、日光に当たってしまうと皮が緑色に変色して、じゃがいもの紫色の芽の部分にも含まれる有害物質ソラニンが発生するので、忘れずに増し土を行ってください。追肥は、草丈が20cmになったくらいから行います。増し土をするときに、油かすと有機入り化成肥料を、フィルムケース1杯くらい施します。

 

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