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比較的にトマトの苗は、どこのホームセンターやフラワーショップでも取り扱っています。ホームセンターなどである程度まで育てられた苗の方が、時間を削減することもできますし、なにより、種を蒔いたときよりも格段に失敗がないというのが最大の強みです。今か今かと目がでるまでの楽しみはなくなってしまいますが、間引きなどの面倒な作業がなくなるのは便利です。ですが、種から育てたいという方もいると思いますので、種からの育て方をご説明します。
種蒔き
トマトの種を蒔くのに適切な時期は、定植したい日にちから、約50日前と考えるのがベストです。定植する日の基準としては、トマトは霜に弱い植物なので、一般地であれば5月の上旬か、5月の中旬頃がお勧めかと思います。
まず、3号のビニールポットに種を蒔き、しっかりと水を与えます。トマトの種を植えたポットの土の地温を28℃程度に保つと4〜5日でトマトの種が芽を出します。発芽が揃ったら、夜間だけトマトのポットの気温を下げて徒長を防ぎます。トマトの種が、発芽からおよそ20日が経つと、本葉が2〜5枚前後になると思います。本葉が2〜5枚でてきたら、5号ポットに植え替えをして定植をするまで、そのままポットで育てます。
畑作り
元肥は、緩効性肥料を10平方メートル当たりにチッソ、リン酸、カリとも成分量で100〜150g、苦土石灰を600〜800g、堆肥20〜30kgを基準に施します。できるだけ深く耕して、排水をよくしておくことが大切です。この作業を怠ると、病気になりやすかったり、根が腐ってしまったりすることがあるので、気を抜かずに、しっかりと行ってください。
植え付け
定植の時期の基準は、1段花房が咲き始めた頃です。種で育てているのであれば、計算どおりに50日前後でその程度の大きさになると思います。定植時期の苗の背丈は30cmくらいで、その苗の中でも良い苗といえるものは、茎の太さが鉛筆からタバコ程度の太さに仕上がっていれば、大変良い苗といえます。もし、苗を買って育てる時の場合には、この茎の太さをある程度の基準、目安にするといいかもしれません。定植を行う前日に、苗を植える植え穴へ300倍の液体肥料を施しておくと、苗が根付くのに効果的です。ですが、定植するときの注意ですが、絶対に深植えは禁物です。トマトは実となる部分が根の方にできるわけではないので、やや浅めに植えてください。苗を植えた後に、過リン酸石灰の300倍液を一度だけ与えると更に根付くのが早くなり、根付けには効果的です。
追肥
一段目に実った果実がピンポン玉のほどの大きさに達した頃に、1度目の追肥を行います。一握りの即効性のある肥料を3箇所に分けて施します。株元から20cmほど離れた位置に、15cmほどの穴を開けてその中に追肥すると効果的です。ですが、あまり肥料を与えすぎると、成長して欲しい実ではなく葉が茂りすぎて重要であるはずの実の成長の妨げになってしまうので、成長の具合を見て追肥は加減してください。その後の追肥は、3段、5段と、奇数の段の開花時期に追肥を行っていきます。
摘心
わき芽は早めに見つけて、全て付け根から丁寧に指先でかきとってください。わき目は成長の妨げになるので、できるだけ探し出して、見つけたらすぐにかきとってください。主枝は第7花房を茎といっしょに摘み取ると、第6花房の上の葉が日よけになります。
収穫
トマトを収穫するときは、十分に色づいたものから収穫してください。特に生で食べる場合には、かなり熟したものを食べるのがオススメです。 |